光る部分はあるけど未完成タイトルなBRINK

震災と原発事故から2ヶ月半が経ちました。
原発事故に関しては、日々真実を記事にされている各ブログサイトさんを閲覧していただければ一目瞭然なので、私がここでダラダラと書くことはしませんが、現状認識として地震発生当初からメルトダウンを起こしていた1~3号原子炉は完全に制御不能、プールに使用済み燃料を満載した4号機建屋は倒壊寸前、大気・土壌・水源・海洋への放射能汚染は日々悪化の一途を辿っており、「収束」などという言葉とは程遠い最悪の状況です。

尚、福島県の子供たちに年間20mSvもの途轍もない被曝を許容する文科省、「風評被害」という言葉を使って完全に放射能で汚染された野菜・乳製品の出荷を正当化するなど、今の日本はどんなバカでも「こんなのダメに決まってるだろ!」と判断できる事象に完全に目を背けた機能不全のキチガイ国家に成り下がったようです。

この期に及んで自己保身で情報を隠蔽し続けている政府・東電・官僚・御用学者がどうしようもない屑共の集まりなのは疑う余地もないのですが、政府の嘘が判っていながら汚染野菜を平然と出荷するプライドの欠片もない農家、セシウム汚染の疑いがある茶葉の放射能検査を拒否した自治体首長などを見ても「身勝手極まりない利己的な論理」がこの国を覆い尽くしているとしか思えません。と言うか、原発事故=国家存亡の危機の中、「目の前の絶望からも絶縁する」という機能不全に陥った日本(人)はマジで滅びゆく民族となるのかも知れない。Xbox360 BRINK(アジア版) & LEGOパイレーツ・オブ・カリビアンさて、5月期の箱○新作ゲーム。BRINK(アジア版)とLEGOパイレーツ・オブ・カリビアンを捕獲。
満を持して発売となったBRINKは、「オンとオフの垣根を取っ払った斬新なマルチプレイ」という前評判とは裏腹に、ラグとマッチングシステムの不備で現時点では快適にマルチプレイが楽しめない状況であります。週明けにネットワーク周りの改善パッチが配信されるとの事なので、快適にマルチプレイができるようになれば再びプレイヤーが戻ってくると期待したい処。尚、個人的にこのゲームは色々と光る部分があると感じているのですが、それと同時にメーカーが掲げたプロットをゲーム内にちゃんと落とし込めていない印象は拭えないかと。
素材はとても良いんだけどハッキリ言って未完成品なので、6月発売予定の日本語版が隔離サーバー仕様である事も含め、CoDやBFシリーズを遊んでるFPSユーザーにもあまりオススメはできないです。

もう一本のLEGOパイレーツに関しては、いつも通りの子供向けタイトルで御座います。
RTS要素が導入された前作LEGO Star Wars IIIと比較するとコレといった新要素は皆無なのですが、相変わらず映画に登場する人物の素振りをコミカルにLEGOキャラクターとして落とし込んでる安心感は絶大かと。