Trumpeter E-10駆逐戦車 製作記#4

Trumpeter E-10駆逐戦車軽くサフェ吹いた後に基本塗装開始。
今回は控え目のウェザリング塗装でフィニッシュする予定なので、プライマー色の下塗りやパネルラインを強調するシェイド塗りは行わず、いきなり基本色のダークイエローをベタ塗りです。まず、Mr.カラーのレッドブラウン、ブラック、フラットアースを適当に混ぜた焦げ茶色で履帯を塗装。基本色1色目のドゥンケルゲルプ1色目のダークイエロー。ガイアカラー ドゥンケルゲルプ1とピュアホワイトを7:3で調色。
ガイアカラーのドイツ戦車用塗料はRAL準拠色なので、スケールエフェクトを考慮した明度調整は、単純にホワイトを加えるだけでOKってのがラクチンですな。Mr.カラーだと同系色を混ぜての微調整が必要だったりするので、トルエン入り塗料ですが重宝しております。エアテックス KIDS105今回から投入したサフェ吹き専用ピース。エアテックスKIDS105。
タミヤ ベーコンピースのクローン機。エアーが抜けっ放しのベーコンピースと違って、コイツはバルブ弁が入っているので通常のハンドピースと同様にトリガーを戻すとエアーが止まります。ただ、有機溶剤への耐性が低いパッキンが使われているようで、たぶんツールウォッシュ等の強い溶剤でうがい洗浄を繰り返すと直ぐにダメになる気がする。ちゅーか、ベーコンピースと比べるとパーツ全般の作りが雑・・・。
(一応、使用前にパッキン類全てにシリコンオイルを塗布して耐溶剤性対策をしてみました。ホムセンのラッカーシンナーでうがい洗浄していますが、今のところパッキンは大丈夫みたい。)

私はタダで貰ったのでブッ壊れてもダメージゼロなのですが、格安の簡易型ピースとは言えど恐らく2,500円くらいはすると思うので、「買い換え前提の消耗品」として割り切って使うには不経済な製品かも知れない。ぶっちゃけ、0.4~0.5mm径の金属製ハンドピースを1本買った方が長く使えて安上がりだね、確実に。


Trumpeter E-10駆逐戦車 製作記#3

Trumpeter E-10駆逐戦車トラペE-10駆逐戦車、組み立て完了。
私が買った個体に限ってなのか?ほぼ全パーツに渡ってキッチリと摺り合わせ調整をしないと、所定の箇所に嵌らない&接着できないという体たらく・・・。(;´Д`)
パーツ点数が少ない&同社KVシリーズのデキの良さを信用して余裕ブチかましてましたが、予想以上に時間が掛かりましたよ・・・。まぁ、ピッタリとパーツが合うキットが当然な昨今、こういう基本工作を要求するキットは模型作りの初心を思い出す素材としては、ある意味で貴重なのかも知れません。他の問題点としては、上下左右に可動する砲身。そのまま組むとブラブラします。
位置を決めて可動パーツの基部を接着固定するか、可動軸を瞬着で太らせて動きを渋らせてあげるのが吉。総合的に見て、膨大なバリの除去と摺り合わせ調整さえクリアすれば特に問題なし。ディテール的にも良好なキットだと思います。Trumpeter E-10駆逐戦車他の問題点としては、上下左右に可動する砲身。そのまま組むとブラブラします。
位置を決めて可動パーツの基部を接着固定するか、可動軸を瞬着で太らせて動きを渋らせてあげるのが吉。総合的に見て、膨大なバリの除去と摺り合わせ調整さえクリアすれば特に問題なし。ディテール的にも良好なキットだと思います。Trumpeter E-10駆逐戦車車体前面ペリスコープの風防。風防はプラパーツ又はエッチングパーツとの選択式。
私の個体はプラパーツが成形不良で完全に潰れていた為、止むなくエッチングパーツを使用しましたが、キット付属のエッチングはかな~りぶ厚い真鍮板1枚に全パーツが起こされているので、インテークグリルとシェルツェン以外はプラパーツを使った方が無難かと。


Trumpeter E-10駆逐戦車 製作記#2

Trumpeter E-10駆逐戦車連結履帯の組み立て完了。
ピン跡消し→転輪への巻き付け作業まで、トータル3時間半も掛かったよ・・・。(;´Д`) 足回りがこのキット最大の難所かと。パーツ精度が相当アレな感じなので、10コマ単位で接着&微調整しつつ連結させていくのが吉。インストには片側100枚の指示がありますが、実際は97~98枚あたりが丁度良い感じです。

たぶん何かの冗談だと思いますが、「初期型」と「後期型」に分けた形で連結履帯と起動輪パーツが2種類入っており、今回は後期型と称される履帯と起動輪を選択。
尚、初期型パーツの方は、まんまIV号戦車用の履帯&起動輪なので、履帯に関してはドラゴンのIV号戦車などに”なんちゃって増加装甲パーツ”として流用できますから、このキットをこさえる予定の人は、捨てずにストックパーツとして保管しておくのが宜しいかと。
Trumpeter E-10駆逐戦車パーツの合いが全く信用できないので、念のため”ロコ方式”を採用。
試作車輌という事で、ウェザリングも殆ど行わない方向でスッキリ仕上げる方向になるかと思うので、上部パーツの摺り合わせ作業の効率&塗り分けの利便性を選んでみますた。
まぁ、ぶっちゃけ無理にロコ組みする必要は無いんだけどね。
Trumpeter E-10駆逐戦車オマケ写真@成形不良の履帯パーツ。センターガイドが完全に潰れてるのはワロタ!w


Trumpeter E-10駆逐戦車 製作記#1

先日土曜は全国的に凄まじい雪が降りましたな。
因みに私が住む山間部エリアは積雪40cm・・・。翌日の日曜は強烈な日差しが降り注ぐ晴天日だったので雪は速攻で溶けてくれましたが、土曜は丸一日雪掻き作業に忙殺されたよ・・・。(;´Д`)雪国に住む方々の大変さがよく理解できますた。(尚、今週末にまた強烈な寒気団が攻め込んでくるらしく、二週連続で休日=雪掻きDAYとなる悪寒・・・。)トランペッター 1/35 E-10駆逐戦車さて、久々の1/35戦車の製作。
今回は計画・試作車輌キットに傾倒しつつあるトランペッターのE-10駆逐戦車をこさえます。
現物は3輌程度が試作されたらしいですが、設計図面以外は詳しい資料などは殆ど存在しないので、細部の考証とかは100%無視して組立&適当な迷彩柄で自由に塗装できるが良いのではないかと。

で、トランペッターのキットは基本的に上品なモールドなのですが、どうも型からの抜きが早いようで、モールドがバリで潰れていたり完全に成形不良を起こしてるパーツがあったりと、細かい箇所で自爆しているメーカーなんだよね。E-10については、サスペンション周りと連結履帯パーツがそれに該当。トランペッター 1/35 E-10駆逐戦車問題のサスペンションパーツ。
左右貼り合わせのパーツ構成なんすが、ダボ切り飛ばし&接着面の成形を行った後に貼り合わせてもかなり酷い状態なので、モールドを削り落としてプラペーパーで適当にモールドを復活させてみる。(コレは面出し作業前の写真で、後にちゃんと成形しました。)
ぶっちゃけ転輪を組み付けると100%見えないパーツだったりする訳で、漢らしく「完全に無視」という方向もアリなんだけど、ココまで合いの悪いパーツにお目に掛かることなんて滅多にないので、無意味な漢っぷりを炸裂させてみますた。トランペッター 1/35 E-10駆逐戦車接着式の連結履帯。
1ランナーにつき1個の成形不良パーツと壮大な押し出しピン跡が・・・。毎度お馴染みのポリキャタピラも同梱されてますが、トラペのポリキャタは接着&塗装に難アリのタコパーツなので却下。連結履帯も決してパーツ精度が良いとは言えないのですが、色が塗れないポリキャタよりはマシですので、合計200個のピン跡消し&成形の茨の道を選択。現在、120個まで処理しますた。(;´Д`)


1/48MM M10駆逐戦車(中期型)製作記#3

M10駆逐戦車も完成。
M4A1同様にコンデジによるパチ撮り写真です。Tamiya 1/48MM M10駆逐戦車(中期型) Tamiya 1/48MM M10駆逐戦車(中期型) Tamiya 1/48MM M10駆逐戦車(中期型) Tamiya 1/48MM M10駆逐戦車(中期型) Tamiya 1/48MM M10駆逐戦車(中期型)フランス戦線繋がりと言うことで、田舎侍クロムウェルを交えた連合軍戦車の整列写真。
やはりオープントップ車輌はフィギュアが無いと辛いものがありますな。今までにこさえたヨンパチ戦車は、将来的なヴィネットへの転用も考えていますので、その時にフィギュアを準備して巧く纏めてみようかと思います。

ちゅー事で、1/48MM M10駆逐戦車(中期型)製作記は此にて終了。